【イラついたらチャンス】
おつかれさまです。
こんだです。
「は?何でイラついたらチャンスなんだよ!」
「ただムカつくだけじゃんよ」
と思う方も多いのではないでしょうか。僕もはじめはそう思いました。
しかし、これを理解することによって世界が広がり、穏やかな気持ちになり、
人間関係構築の基礎として"人格"の土台になると今では確信しています。
しかも、今日からすぐ行うことができます。効果抜群です。
人間関係の軸とも言える"人格"を作る上で必要な、そして重要な要素です。
まずは、例として面白い話があります。
これは「7つの習慣」でも取り上げられている価値のあるお話です。
ある日、僕は仕事の帰り道、いつものように電車に乗りました。
その電車は時間帯的にもあまり混んでいません。
僕は空いているイスに座り、将来コピーライターとして成功するための本を真剣に読み出します。
右手にはペンを持ち、大事なところは線を引いていました。
すると、
次の駅で、子供2人を連れたお母さんが電車に乗ってきました。
子供は異常なくらいはしゃいでいて、電車の中を走り回るなりジャンプをするなり、
新聞を呼んでいるおじさんの邪魔をしたりもしていました。
しかし、お母さんは僕の隣に座り、子供の、はしゃぎには気にもせず、ただ平然とぼーっとしているようでした。
僕は勉強に集中出来ず、ものすごいイライラしました。目の前で子供が走り回っているのです。
挙げ句の果てには、食べているお菓子をイタズラに周りに投げ飛ばしています。
「何でこの親は注意せんのだ!ふざけるな!ここは電車だぞ!」僕はいてもたってもいられず、
そのお母さんに言いました。
「すみません!あなたのお子さん2人が他の人達に迷惑掛けていますよ。注意してもらえませんか!」
するとお母さんは
ぼーっとしている状態から急に目が覚めたように「はッ」と驚いている様子で、
「あれ?すみません。そうですね…。あんなに子供達が混乱してしまって…。」
僕は心の中で思いました。
「え?混乱?」
するとお母さんは、
「先程、夫が交通事故で死んでしまって、その顔を確認しに行ったんです。ごめんなさいね。すぐ子供達を落ち着かせますので…。」
この後、僕はどう答えていいのか分からず、一瞬にして怒りがふっ飛びました。
いかがでしたでしょうか。
あなたにはこのような経験がありませんか?例のお話のようにとてつもなくビックリすることではなくても、
意外と仕事やプライベートとでもありがちなことだったりします。
「あっ。そうだったんだ!強く言ってごめんね!」
みたいな。
《自分が考えていたこととか思い込みとは全然違かった…。》
この瞬間のことを『パラダイム転換』と言います。
例えば、
職場で仕事中に話している一般社員2人を見た上司が、
「おら!何くっちゃべってんだ!さっさと仕事に戻れ!」と怒鳴り散らしたとします。
しかし、その社員2人は、もしかすると、
・仕事の改善について話し合っていたかもしれない
・事故に合った社員の無事の報告をしていたのかもしれない
つまり、相手の事情を知らず、勝手に思い込みを膨らまし決め付けている。
ということです。
自分の視点だけで考えるのではなく、相手の視点や客観的な視点をしっかりと意識することが、
人間関係を構築して行くための"人格"作りになるのです。
日々、このパラダイム転換を意識してみましょう。
そして、僕も習慣にして毎日意識しています。すると、不思議なことにどんなことでも受け止めれるようになって、
世界が広がります。視野が広がります。
あっ、そんな考え方もあったのか〜!
と、様々なことが分かります。
是非、あなたも試してみてはいかがだろうか。